「べき思考」に支配され結果を求めると趣味さえもつらくなる話

年が明けて新しいことを

 

はじめたくなったあなたも

そうでないあなたも

 

こんにちは。

 

年末に中古のPSPソフトを買ったつもりが

PS2用ソフトだった管理人です!

 

ディ、ディスクがでけえ……。

なつかしいッ!

 

 

新年あけましておめでとうございます。

年が明けて新鮮な空気が満ちているナァ!

 

まとまった時間ができたため「あれやろうこれやろう」

と色々手を出している管理人ですが

 

みなさんは趣味をお持ちでしょうか?

 

動画をながめたり

ゲームをしたり

楽器を演奏したり

絵を描いたり

手芸をしたり

お菓子をつくったり。

 

色々ありますよね

 

そんな趣味ですが

 

「なんだか最近おもしろくないな……」

「やっていてもつらいな……」

 

なんて思うときはありませんか?

 

「子どもの頃はあんなに夢中になれたのにな……」

「大人になってから楽しめる趣味がない……」

 

なんて状態になっていたら

それは

「べき思考」の罠にはまっているからかもしれません。

 

「ん? べき思考ってどういうこと?」

 

と言いますと

たとえば

 

「趣味なんだから毎日やるべきなんだ!」

「好きなことなんだからもっと多くの時間を費やさないとおかしい!」

「好きなことをやっているときは脇目もふらず没入できる状態のはずだ!」

「好きなことで仕事をする時代に突入したんだから

仕事ができるレベルまでスキルを上げないと!!!」

 

……なんていう風に

趣味というものは

「一定の基準」を越していないとおかしい

という認識に支配されているとき。

 

そんな基準を

マスメディアや周りの人の意見、成功者の例などに影響され

自分の中に形成してしまうと

自分の行動がその基準を満たさなかったとき

 

「私が好きだと思っていたこれは趣味じゃないんだな……」

「好きだと思ってはじめたはずなのに、楽しめない、つらい……」

 

なんて状態に陥ってしまうわけです。

 

趣味って

「自分がやっていて楽しめるもの、息抜きになるもの」

ですよね。

 

だから

たとえ一年に1回しかやらなかろうが

はじめてから5分、10分でやめようが

テレビを見ながら途切れ途切れにやっていようが

収入につながるレベルまでスキルアップを目指そうと思えなかろうが

 

「自分がやっていて楽しいな、好きだな」

と思ったらそれは趣味なんだと思うんです。

 

それにも関わらず

「趣味っているのはこういう状態であるべきなんだ!!!」

っていう思考に支配されてしまうと

 

「あれ……? なんだかおかしいな……」

ということになってしまう。

 

かくいう管理人も

「趣味っていうのはこういう基準を越していないと!!!」

という認識に支配されていたときは

何をやっていても

すぐに疲れてしまったり

グレーな気分になったりしていました。

 

「好きなことを仕事にしようぜ!」

「好きなことで生きていける時代だぜ!!!」

 

と謳われている昨今だから

なおさらその罠にはまってしまい。

 

でも趣味って別に

 

「そんなに長時間できなくても

そんなに集中してやらなくても

定期的に続けてやらなくても

人からちゃんとできていると評価される形にできなくても

自分が趣味だと思えば趣味なんだな」

 

と思ったらスコンと気持ちが楽になり。

 

「これこれこういう状態を目指さなきゃ!!!」

状態から解放されたら

やることなすことが楽しくなりました。

 

というわけで

3年以上やっていなくたって

使う道具が部屋の片隅でほこりをかぶっていたって

途中で投げ出してすぐにやめたって

仕事にできるレベルまで集中して鍛え上げようと思えなくたって

 

「あなたが趣味だと思っていたらそれは趣味!」

 

というお話でした。

 

では、また次回。