リスクの少ない場所で試してから大場所で挑戦【天才の思考】

鈴木敏夫さんの『天才の思考』の中に

琴線に触れる内容があったのでシェアいたします。

 

鈴木敏夫さんはジブリのプロデューサーで

当本ではジブリ映画制作の裏側について鈴木さん目線で書かれています。

 

宮崎駿監督は年をとっても

新しいことに挑戦したい技術者であり

波の描き方にしても常に新しい表現をしようとし続けると。

 

でも

いきなり長編で試すのではなく

ジブリ美術館内の映画館で放映する短編などで

表現を試してから大物で使うんだとか。

 

ディズニーでもこれと同じことをやっているそうなんですね。

 

興行収入に影響が出るようなでかい場所でいきなり試さないで

リスクの少ない場所でまずは試してみる。

 

マネタイズの話でもよく聞く事柄ですが

ジブリでも同じことが行われていたんだなと。

 

こりゃいっちょ試してみたいな

と挑戦したい意欲がむくむくと湧いてきました。

 

 

ほかにもこの本の中には

「なぜジブリができたかというと……」

「実はあの映画の裏側では……」

といった内容が盛りだくさんに書いてあります。

 

ボリュームもある本ですが

インタビューの体なので喋り口調で読みやすかったです。

 

 

ジブリ好きの人や

制作の裏側を知るのが好きな人には

楽しめる一冊かと思います。

 

「ページをめくる手が止まらないぜ……っ」

と夜中まで読んで寝落ちするほどに(笑)