他人を傷つけても平気な人というのは

もう本当に傷ついた

という経験が

ある人も

ない人も

こんにちは。

 

パイの実みたいなアレのマイブームが

おわった管理人です。

 

 

なんで人に対してこんなひどいことが

平気でできるの?

って思う人がいますが

 

凶悪犯だったり

犯罪とまではいかないレベルの行為だったり

色々幅はあり。

 

そういう人たちに共通していることは

「自分自身が傷ついていることに気がついていない」

んだそう。

 

だから人にひどいことをしても

罪悪感が湧かない。

 

そもそも自分が傷ついているということが

認知できていないから。

 

だから、そういう悪いことをした人に対して

最初にやった方がいいことというのは

 

「自分自身が傷ついている」

ということを自覚させて

それを噛みしめさせること

なんだそう。

 

過去に親からされた

何気ない言葉だったり行動だったり

学校でのいじめだったり

ちょっと無視されたことだったり

人から高圧的にものを言われた経験だったり。

 

そういうのを

「ああ、嫌だったなあ」

「本当に傷ついたんだけど」

「本当になんなんやアイツはー!!!」

みたいに

感情を味わえる状態ならいいけど

 

「いまさらこんなことほじくりかえしても」

「いい年して」

「男なんだから」

「立場があるんだから」

「そんなナヨナヨした自分なんか自分じゃない」

 と抑え込んで

 

自分を守るために

感情に蓋をしたり

生活を維持するために

何も感じないように無意識に抑圧したり。

 

そういう風に

感情を鈍らせてしまった人。

 

「自分は本当はすごくあのとき傷ついていたんだ」

と自覚できるようになると

自分がした行為に関しても

「あのとき自分は人を傷つけたんだ」

と自覚できるようになっていく。

 

「自分は傷ついていたんだ」

と自覚できない状態での反省の強要は

反発的な行為を助長させることにしかならないんだそう。

 

 

だからといって

「この人もかわいそうな生い立ちがあるんだから」

と自分自身がひどいことをされても我慢し続ける

というのは健全じゃない。

 

いうことをいままでしてきたので

まず最初は

「自分自身の感情を味わいきること」

をやっていこう、と。

 

それをやる前に

「この人にも事情があるに違いない」

なんてやったら

自分が搾取されたり食い物にされる。

 

自分がされて嫌なことをちゃんと伝えなきゃ

自分のこと守れないし

それで関係が壊れる仲ならもうそこまでの縁だよなあ、と。

 

 

「なんでこんなひどいことできるの?」

って思う人に出会ったことが多々ありますが

 

そういうときに自分も感じていたのは

「この人の幼い部分がすごい傷ついて

満たされていないんだなあ」

ということだったり

「この人こういう感情表現がストップしてない?」

ということだった。

 

だから

憎しみを感じながらも

「すごいこの人かわいそうだな」

「なんとか救われる道はないのかな」

なんて思うこともあるんだけど 

 

つまるところそれは

自分に対する思いなのかな、と。

 

どこかで過去の自分を重ねていたり

いまの自分自身を投影してみているような感覚になったり

しなくもない。

 

だから

「この人かわいそうだな」

「なんとか救われないかな」

っていうのは

本当は自分自身に対しての思いなのかな、と。

 

 

過去の自分のことを思い返すと

やっぱり

「かわいそうだな」

「もっとこうだったらよかったのにね」

と思ってしまう感はある。

 

過去の自分に対して

優しい言葉をかけることをしていくと

いまの自分ももしかしたら

救われていくのかもしれない。

 

過去の弱くて情けなくて恥ずかしい

と思う自分も許せるようになったら

人にも優しくできるようになるのかもしれない。

 

 

そう思った。

 

 

ただそれだけ。

 

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