「傷ついた」と自覚しはじめると傷が癒え始める

最近「傷ついた」出来事が

ある人も

ない人も

こんにちは。

 

料理に香辛料を入れて「ふふ……カフェ料理っぽい」

と自己満足していた管理人です。

 

 

みなさんは最近

「あれは傷ついたなあ……」

と思うことはありましたか?

 

私はけっこうありまして。

 

「そんなことされたら傷ついちゃうじゃん」

と思ったり

実際に口にすることが増えました。

 

ただ

「傷つく」出来事が増えたのかというと

そうではなくて

「傷ついた」と自覚できるようことが増えたんだなあと。

 

 

いままでの人生は

 

「そんな心の傷、つばつけときゃなおる」

「みんな同じ思いして我慢してるんだからさあ」

「その立場・年齢ならそれくらい対処してよ」

 

と他人から

「傷ついた」ことを流す人間になるような

言葉の数々を受けてきて

 

自分でも

「自分よりももっとひどい思いをしている人はいる」

「これくらい大したことじゃない」

と自分の心の傷を流す癖と作り上げてきました。

 

「あ、私いま傷ついていたんだな」

「あのとき本当はすごく傷ついていたんだな」

と気づけることが

ほとんどなかったなと。

 

けれど

どんなささいなことだったとしても

他人からしたら「え、そんなこと?」と言われることでも

 

自分の中で「傷ついた」

ということは事実なんだなあと。

 

 

という風に自覚できるようになったのは

 

自分がクレーム対応を受けたときに

「男性であれどれだけ経験を重ねた人であれ

こういうことがあれば傷つきます」

という言葉を言ってもらえたり

 

人から意見されたときに

「あんなこと言われたら傷ついちゃうよね」

と口にする人を見る出来事があったり。

 

 

「自分でもこういうときに

『傷ついた』と思って良いんだな」

 

「なるほど、こういうときに

『傷つく』って表現を使うんだな」

 

と知る機会が増えたからでした。

 

 

いままでの人生で

精神的におかしかったことが多かったのは

自分の心の傷に無自覚で

「このくらいなんてことない」

「大丈夫、まだいける」

「傷ついた」ことを流し続けてきたからなんだなあと。

 

 

「傷つく」ことを防ぐのは難しいけれど

「傷つく」ことを自覚することは伸ばしていくことができる。

 

そんな気づきがあった昨今。

 

 

あなたは最近

「傷ついたなあ……」

と思う出来事はありましたか?

 

 

では、また次回。