「月が綺麗ですね」=「I love you」ってなんで? 実は……【今日の豆知識】

覚えたての知識がうれしくて

「月が綺麗ですね」を連発したことがある人も

ない人もこんにちは。

 

 

「月が綺麗ですね」って

知っているでしょうか。

 

これ

「愛しています」って意味で

使われることがあるんですね。

 

 

は? なんで?

 

かと言いますと。

 

かの有名な文豪、夏目漱石

英語教師をしていたときのこと。

 

生徒が

「I love you」を

「我君を愛す」

なんて翻訳した際に

 

 

「日本人はそんなことを言わない。

 

『月が綺麗ですね』

 

とでも訳しておけ」

 

と言ったんだとか。

 

ワォ……ロマンティック。

 

まあ、この話は後世の創作じゃない?

という話もあるので

実際に夏目漱石が元ネタなのかはわからないのですが。

 

 

でもなんで

「月が綺麗ですね」が

「愛している」の意味になるのか?

 

 

古今和歌集にこんな和歌があります。

 

月夜よし 夜よしと人につげやらば こてふに似たり 待たずしもあらず

 

巻第十四 恋歌四におさめられた

よみ人知らずの歌。

 

意味は

 

月が綺麗、良い夜だわ

なんてあの人に伝えたならば

「来てね」って言っているようなものだわ。

まあ、待っていないわけじゃないんだけどね。

 

 

ワォ……ツンデレかよ。

 

昔はいまみたいに明かりが一日中つけられる時代じゃなかったから

夜は本当に真っ暗だったんですね。

 

いまでも、自然の多い地域にいくと

足元も見えないくらいの闇を体験することができますよね。

 

だから

月明かりが照らしている夜は夜這い日和だぜ!

 

「ねえ、月で明るく照らされた夜道なら

私のところに来れるんじゃないの?

……会いに来てほしいな」

 

 

いまでいうと

 

「前にミステリー好きだって言ってたよね?

そういえばいま、たまたま借りているミステリーのDVDが

めっちゃおもしろいんだ。……(チラッ

まじでおもしろいんだけどさぁっ!(チラチラ

いや、まじまじ、めっちゃおもしろいんだけどなあ……(チラリ」

 

みたいな感じですかね?

 

違うかな……。 

 

今日の豆知識でした。

では、また次回。