「自分の意見を言うときは『思います』ではなく『考えてます』を使いましょう」に従ったからって「意見」を言ったことにはならない
なんで日本人ってディベートに弱い?
なんで欧米圏の人ってディベートに強い人が多いの?
というと
日本人は学校で意見の言い方を習ったり練習する機会がほとんどないから
ってのが原因。
じゃあ
欧米圏の人ってどんな風に意見を言うことを訓練されているの?
そもそも意見ってどう言えば良いの?
って話をば。
数年前に読んだ本に書かれていた内容です。
タイトルと著者さんの名前は忘れてしまいましたが(汗)
意見ってのは3つの要素で成り立っているみたいなんですね。
- 主張
- 理由
- 証拠
まずは自分の思っている主張を言う。
そして次になぜそう思うのか理由をつける。
なぜそれが主張の理由づけになるのか証拠を上げる。
これをトライアングル思考というそうで。
欧米圏の学校では
このトライアングル思考で意見を言うのが訓練されているみたいなんですな。
対して日本人はというと
ほとんどの人が主張しか言わないそうなんですな。
さらに発展した人でもせいぜい理由づけで止まってしまう人が多いみたいで。
やたらと「I think」を連呼したり
「~と考えております」「これが私の意見です」
って言ってもそれは外観を整えているだけであって
そもそも意見に必要な要素を満たしていない。
だからディベートの場で詰められたときに論破されやすいし
反論できずにアタフタしたり主張に説得力がなかったり。
ってなことが起こる。
やってみますかな、トライアングル思考。