愚痴ばかり言う人の愚痴攻撃をやめさせる魔法の言葉
こんにちは。
あなたのまわりにこんな人はいませんか。
A子「ねえねえ、〇〇さんってさあ、超テキトウじゃない?」
あなた「うーん、〇〇さんと話したことないからわからないなあ」
A子「マジ、マジだって。自分で言ったことも『えっ、そんなことあったけ?』とか言ってさ。自分の言ったことくらい覚えとけって! マジ何なんだってカンジ。一緒に作業しているこっちの身にもなれって話だよ」
あなた「ハハ……」
A子「あのさあ、△△さんってちょっと考え古いって思わない?」
あなた「ああ、まあ……世代が一個上だからね」
A子「ほんとにさあ、いつの時代の考えだっての。そういう考え方を押しつけている感があるっていうかさあ。私たちは今を生きているんだっつの。△△さんって若くあろうとしているみたいだけどさ、やっぱり年齢には逆らえないっていうか、まあ古っwって感じww」
あなた「ハハ……」
A子「ああ、もう最近本当に疲れる。もうなんなんだろうありえないわ。あ~あ、ほんと休みたいわ。眠いし」
あなた「ああ、わかる。私もさ、最近なんだか寝れなくて……」
A子「いや、ちゃんと寝れば良い話でしょ。私より家近いんだからさあ、私より普通に寝れるじゃん。そんなさあ文句言うのおかしくない? 愚痴とか言うの良くないよ」
「(お前はほぼ毎日愚痴吐きまくってる癖に人のちょっとした愚痴は聞かないんかいっ!!)」
なーんて経験。
自分は愚痴を吐きまくるけれども、人の愚痴は一切聞かない人。
あなたのまわりにいませんか?
かくいう私も遭遇したことがあります。
今回は、そんな愚痴ばかり吐きまくる人型愚痴製造マシーンの機能を停止させる方法をご紹介したいと思います。
愚痴ばかり言う人の愚痴をやめさせる方法
愚痴をやめさせるには、たった一言、魔法の言葉を使えば良いのです。
ま、魔法の言葉? なんじゃそりゃ。と言う声が聞こえた気がするけども気のせいだと思っておきます。
その魔法の言葉とはずばりコレだ!!
「前置きなしに愚痴を話されると疲れるんだよね。構えができていないからさ。だから愚痴を言うときは『これから愚痴を言うんだけど』って言ってもらえる?」
長い。だがしかし有効だと思うこの言葉。
ここで一番重要なのは「愚痴を言うときは『これから愚痴を言うんだけど』って言ってもらえる?」と相手に伝えること。
その他の部分は角を立てないための付属品ですね(笑)
では、この魔法の言葉がなぜ愚痴をやめさせることにつながるのかご説明させていただきたいと思います。
なぜ魔法の言葉が愚痴をやめさせるのに有効なのか
なぜ相手に愚痴を言うことを宣言させることが愚痴をやめさせることにつながるのか。
それはずばり
「自分が言っていることは愚痴だったのか」
と相手に認識させることにつながるからなんですね。
ん、なんじゃそりゃ? 愚痴は愚痴やん。認識もクソもないやん。
と思った方もいるかもしれません。
まず、愚痴を吐いている人の特徴として
そもそも本人が愚痴を言っている自覚がない
というのがあると思うんですね。
ええ~そんな馬鹿な~……あきらかに愚痴やん……。
と客観的に見たらわかるんですね。客観的に見たら、です。
本人は頻繁に愚痴を言っている癖に、なぜか人の愚痴は一蹴したり、たしなめたりする。
その原因はまさにここにあると思うんです。
つまり愚痴を言う人の中で何が起こっているのかと言うと
①思っていることを言う(日常会話のつもり)
②相手の愚痴を聞く(愚痴と認識)
③愚痴は良くないor不愉快という認識があるから嫌な気持ちになる。
④相手の愚痴を一蹴orたしなめる
愚痴を言っている人の中にも、愚痴を言うのはあまり良くないこと、という認識はあると思うんです。
だから人の愚痴は聞きたくないし、たしなめたりすることもある(笑)
でも、自分が口にしている言葉は愚痴と認識していない。
だから、人型愚痴製造マシーンの方々は愚痴を大量生産してしまうのですね。
自分の愚痴を愚痴として認識していないから。
なので、まずは自分自身が愚痴を言っているという自覚をさせることが愚痴をやめさせる第一歩になります。
愚痴をやめさせるステップはたったこれだけ。
①相手が愚痴を言い始める
②魔法の言葉を使う(相手に愚痴を言っていることを自覚させる)
これを毎日一回くらいの頻度で繰り返すんですね。もしくは顔を合わせる度に。
相手が愚痴を話し始めて一息ついたところで、魔法の言葉を言う。
「ねえ、マジさあ、ふざけんなって思ったわ。〇〇さん、こっちのことも考えずに、じゃんじゃかじゃんじゃかと作業を押しつけてきてさあ……マジ何を考えているんだって話だよ」
「ああ、うん。あのさ、前置きなしに愚痴を話されると疲れるんだよね。構えができていないからさ。だから愚痴を言うときは『これから愚痴を言うんだけど』って言ってもらえる?」
「え、あ、うん。えーと愚痴を聞いてほしいんだけど……(あれ……私の言っていたことって愚痴だった……?)」
と、このように、うまくいけばこんな感じに自分が愚痴を言っていることを相手が認識してくれるようになると思います。
ただし、言うときはあくまでも温和に。
そしてクールに!
こっちが感情的に返したり、びくびくしながら言うと、角が立ったり、助長する可能性もあるので(笑)
万人の人型愚痴製造マシーンの方々にこの方法が通用するかはわかりませんが
ちょっとお試しにやってみるのもありかと。
人型愚痴製造マシーンめ! 魔法の言葉でもくらえ! ていっ!
なんて顔には出さずに、やんわりニコっと。
毎日愚痴の掃きだめにされては疲れますからね。
おさらば愚痴生活。
……一番有効な方法はそういった人とは関わらないようにすることだと思いますが(笑)
どうしても毎日顔を合わせなければいけない。
しばらくの間は良好な関係を保たなければいけない。
といったときに使ってみると効果があるかも……?
おまけ
実を言うと私自身、人型愚痴製造マシーンでした。
そして上記に記したように、本当に自分が愚痴を言っている自覚がありませんでした。
人が愚痴を言うのには敏感で、話に乗らないようにしていた日々。
そんな私が自分のことを人型愚痴製造マシーンだと自覚したのは、ある人が魔法の言葉を使ってきたからでした。
そして効果テキメン。
ええー私ってこんなに愚痴言っていたの……と自覚したときに大ショック。
けれど、そんな衝撃を受けたからこそ、今回ご紹介した魔法の言葉は愚痴ストップ運動に有効ではないかと思います。