通院なし!薬を使わずに3ヶ月ほどで鬱を自力で治した方法(2)~脳の仕組み~

なぜ人は不安に襲われるのでしょうか

 

それには、脳の大脳辺縁系が関わっています。

大脳辺縁系はかなり原始的な部位で

生命活動の維持や、記憶の保持、情動などに関連しています。

 

この中で特に感情に関わっているのが扁桃体という部位です。

ここが、怒りや不安といった感情を生み出しているんですね。

 

だから、不安症の人は

扁桃体が活発化しやすい人なんですね。

 

じゃあ、不安になるのはどうしようもないのか……

というとそうではありません。

 

脳の外側には大脳新皮質と呼ばれる比較的新しい部位があり

ここが言語や思考を司っています。

 

今回は大脳新皮質の中の前頭葉という部位に着目しましょう。

 

扁桃体が感情だとしたら、前頭葉は理性を司っています。

 

扁桃体

「うわぁ! どうしようどうしよう大変だ大変だー!!!」

と活発化しても

「大変って何が? 何も起こっていないでしょう?」

と感情を制御して理性的な判断を下してくれるんですね。

 

感情のコントロールがうまい人は

前頭葉の機能が高い人です。

 

逆にいつも感情に支配されやすい人は

前頭葉の機能が低い傾向にあります。

 

実際、鬱になっている人

前頭葉の大きさ自体が小さくなっているみたいですね。

 

 

……ここまできたら

不安に支配されないようになるためにはどうすれば良いのか?

 

もうおわかりですよね。

 

そう、前頭葉を鍛えれば良いのです。

 

には可塑性があり、何歳になっても形が変化し続けます

悪い意味に限らず、良い意味にも。

何歳になっても成長するんですね、人間の脳は。

 

 

では、脳を鍛えるにはどうすれば良いのか。

続きは↓の記事に。

 

 

 

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