ニートやフリーターが求めているのは「ラクに安定した収入を得る仕事に就くこと」なのか?

ニートやフリーターの人は正社員になれれば幸せになれるのか。

そもそも本人たちはそれを望んでいるのか、と考えると

そうじゃないよな、と。

 

ラクに安定した収入を得る仕事に就くこと」

っていうのはあくまで本当に求めているものを

覆っている要素な気が。

 

 

本当に求めているのって

 

「緊張して頭が真っ白になって

もごもごとしか話せない自分をどうにかしたい」

 

「うまく話せない自分を気にしすぎている自分をどうにかしたい」

 

「『人の輪の中でうまくやりたいけど、それができないから一人が良い』

と結局人と関わることを恐れて飛び込めない自分をどうにかしたい」

 

「他人からどう思われているかを気にしすぎてしまう自分をどうにかしたい」

 

「『こんな自分嫌われるんじゃないかな、馬鹿だって思われるんじゃないかな』と

いつもびくびくして積極的に発言できない自分をどうにかしたい」

 

「自分がやっても失敗するんじゃないかと怖がって

やりたいことに挑戦できない自分をどうにかしたい」

 

「ほんのちょっとした失敗をするたびに

自己嫌悪と不安に襲われてしまう自分をどうにかしたい」

 

「いつも人や環境、まわりのせいにして

不満だらけの自分をどうにかしたい」

 

「自分の考えに自信がもてず、人に相談して後押しされるも

結局行動できない自分をどうにかしたい」

 

「将来に対する不安を妄想してばかりで

動けなくなる自分をどうにかしたい」

 

「しなければいけないことはわかっているのに

行動できない自分をどうにかしたい」

 

「行動できない自分を責めてばかりで

受け入れることができない自分をどうにかしたい」

 

「『できなくてもいいからとりあえすやってみよう!』と

頭ではわかっているけれど

不安に支配されて何もできない自分をどうにかしたい」

 

「甘やかしてくる親に『もう自立させてくれよ!』と訴えながら

結局、飛び出す勇気が持てない自分をどうにかしたい」

 

「他人の後押しがないと不安になって動けない自分をどうにかしたい」

 

「『親も友達もなんで自分がやりたいって言ったことを認めてくれないんだ!』

と他人が承認してくれないことに苛立ちを覚えて

結局行動に移せない自分をどうにかしたい」

 

「親や年上の人が言っていることは『なんか違う……』と感じていながら

仕事選びのときに結局まわりの意見に左右されてしまう自分をどうにかしたい」

 

「周りの意見に従った行動をとれず

『やっぱり自分はこんなの嫌だ……自分の行きたい道を進もう!』と思うも

それが何かわからなくて結局行動に移らない自分をどうにかしたい」

 

「できないことがあったときに過剰にそれを気にして

何日も引きずってしまう自分をどうにかしたい。

こんな自分、絶対に外で責任を持って働いていけないだろ……」

 

「『こんな自分なんかにできるわけない』と

卑屈になって行動できない自分をどうにかしたい」

 

 

 

……こういうのが多いんじゃないかな

と思っているのですが。

 

周りにどう思われたって気にせずに

自分がやりたいと思ったことを行動できる自分がいれば

悩みは消えるんじゃないかと。

 

 

ニートやフリーターの人の行動のハードルになっているのって

 

「こんな自分にできるわけがない」

「失敗したらどうしよう」

「人からどう思われるだろうか」

 

が中心なんじゃないかと。

 

自己肯定感。

完璧主義。

他者評価。自意識過剰。

 

 

人間の悩みのほとんどは対人関係の悩み。