なぜ学ぶのか? ~知識は闇夜を照らす燈火である~

大衆の前で説法していたあるお坊さんの前に

よぼよぼのおじいさんが現れて質問しました。

 

「明日死ぬかもしれない我が身が

仏の教えを学んでも意味があるのでしょうか?」

 

お坊さんは答えました。

 

「死んだあと、魂は死後の世界へと旅立ちます。

そこに至るまでの道は真っ暗闇です。

仏の教えは闇夜を照らす燈明です。

 

あなたは、闇夜の道を明かりなしで歩きたいですか?

それとも、ほんの少しでも良いから明かりを手にして歩きたいですか?」

 

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なぜ学ばなければいけないのか。

学生時代にずっと悩んでいたことで

一つの回答を示してくれたのがこの話。

 

出典元は忘れてしまったのですが

有名なお坊さんが残した小話。

 

記憶を元に書いてあるので

ちょっと心もとないですが。

 

 

これは仏教説話なので

仏の教えを学ぶことの大切さを説いているわけですが。

 

死後の世界にいたるまでの闇夜=人生

仏の教え=知識

 

という風に考えると

 

 

学び続けた方が

生きやすくなるぜ!

 

ってことなのかと。