英語を習得するのにかかる時間は?

英語のネイティブスピーカーが日本語を習得するのにかかる時間は

約2400時間から2700時間だそう。

それもだらだらではなく集中して勉強した時間。

 

ということは、日本人が英語を習得するのにも

同じくらい時間がかかるってことが言えそうですね。

 

日本人が中学・高校で英語の授業を受ける時間は

だいたい800時間くらいだから

 

2400-800=1600(時間)

2700-800=1900(時間)

 

つまり授業以外で

1600時間から1900時間

勉強しなくては英語を習得できないということみたいですね。

 

では、中学・高校の英語の授業をまともに受けていたことを前提にした場合

卒業後にどれくらい勉強すれば英語を習得できるのか?

 

仮に一日1時間毎日勉強を続けたとしたら

一年で365時間勉強することになるので

 

1600÷365=4.38...(年)

1900÷365=5.20...(年)

 

4年から5年はかかることになりますね。

頑張って一日2時間勉強したとしても

半分の2年から3年くらいはかかるということ。

 

仮に週に1時間か2時間の英会話教室にいったとしても

一ヵ月で4時間もしくは8時間だから

一年で48時間か96時間。

 

英語を習得するには全然足りないってことですね。

 

まあ、2400から2700時間っていうのは

かなり高度な会話ができる言語レベルにたどりつくまでに必要な時間だから

軽く雑談ができるレベルまで……。自分の専門の分野だけ……。

ならもっと短い時間でもそれなりのレベルにはいけそう。

 

中高の英語の授業が800時間くらいなら

まずは総学習時間1000時間を目指してみるのが良いかもしれないですね。

 

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それにしても

中高の授業以外で毎日1時間を4、5年続ければ良いとしたら

中学・高校で英語の自習を毎日1時間続けていれば習得できるってことですよね。

 

あのとき毎日英語の多読をしていれば……

と思わずにはいられない。

 

逆にいまから頑張れば4、5年もあれば習得できるってこと!

 

ちなみに第二言語の能力を上げるのに効果的だと言われているのは

多読+シャドーイングのセットだそうです。

 

あと語学学習の順番的には

最初に発音の基礎を押さえるのが良いそう。

自分で発音できない音に関しては聞き取りができないから。

 

だから、まず発音の基礎を押さえてから

多読とシャドーイングをひたすらやっていけばいいんじゃなかろうか。