英語の多読一年で130万語達成!!その効果は……

英語ができるようになりたいと

思っている人も

そこまで思っていない人も

こんにちは。

 

夕飯のために炊飯予約をしていたにも関わらず

焼きそばを作っていた管理人です。

 

 

みなさんは英語の多読ってやったことがありますか?

 

「英語の文章を大量に読むと英語力が爆上がりだぜ!」

とちまたで有名な英語学習法ですが。

 

私も去年の10月頃から英語の多読を始めまして

それから一年が経ちました。

 

その進捗はというと……。

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読書総語数129万6千語!!

 

130万いってない! タイトル詐欺じゃねえか!!!

 

再読等を計測に入れていないので

実質130万語は超えているということで

お願いいたします(笑)

 

最初はドラえもんの対訳マンガからスタートして

「レベル1も意味わからん!」と流し読みしていたのに

いまでは多読シリーズレベル4を読書中です。

 

「ドラえもーん! 英語の能力が上がる道具出してー!!」

「多読用コミックス&ブックス~!」 

「げぇ……こんなの読み切れるわけないよぉ~

もっと簡単に英語がぺらぺらに喋れるようになる道具を……」

「……君は自分の力で物事に立ち向かう努力が足りないんだよ。

今回は僕のひみつ道具はなしだよ」

 

ドラえもんが未来に帰ってから

多読本をむさぼるようになり。

 

……いやあ、近所のブッ●オフに

大量のバイリンガルドラえもんを置いていってくれた誰かに感謝です。

あの古きドラえもんたちがいなかったら

私の多読ライフは始まっていなかったかもしれない。

 

そんなこんなで

100万語を達成したのが今年の6月13日!

 

それからの読書語数は

「291,434(約30万)」

なので

だいたい4カ月で30万語読んでいますね。

 

多読にはまったとはいえ

すべてが順調にいっていたわけではなく。

当然のように英語の多読をしなくなった時期もありました。

 

そういう

「できなかった時期も含めて」

4ヶ月で30万語。

 

 

それで、英語はどれくらいできるようになったのか? 

一番気になるところはそこですよね。

 

多読を一年続けて130万語を達成し

レベル4を読むまでにいたった

その効果はいかに……。

 

 

 かいつまんで言いますと

 

  • 大量に英語を読むことは慣れた(抵抗が減った)
  • 多読本レベル1、2の文章ならほとんどスムーズに読めるようになった
  • 多読本レベル3、4はわからない表現があり、読み飛ばすこともある
  • リスニングは多読本レベル1の文章を聞き取るのがやっと
  • 中学校(+高校?)レベルの文章ならほどほどに書ける
  • 前よりもちょっと語彙が増えた

 

こんな感じですね。

 

やはり読書中心なのでリーディング中心に

能力が上がっているかなあと。

 

多読シリーズのレベル1と2は

読み返してみたらするすると文章が

理解できるようになっていました。

(すべてではありませんが)

 

当初は

わからなかったり集中力が持たなかったり

けっこう流し読みをしていたので

成長できたと思います。

 

 

……お、そう聞いたら多読してみたくなりましたか?

 

私も最初は半信半疑で多読を続けて

いまにいたったので、やってみる価値はあると思います。

 

 

いまのところレベル3、4も読み流しがけっこうありますが

いずれ読み返したときに

するする読めるようになるのではないかなあと

いまからにやにやしています(笑)

 

 

リスニングに関しては

はっきり言って上がったのかわからない状態です。

 

……残念。

 

多読すればリスニングも上がると思ったのにー!!

 

 

ネット上の音源で試してみたのですが

多読本レベル1の文章を理解するのがいっぱいいっぱいの状態。

 

それでもリエゾンや音の消失が入っていると

理解できない個所もあり。

 

多読がまったく意味がないとは思わないですが

リスニングはリスニングで

別に対策した方が良いのではないかなあと思います。

 

スクリプトを見ながらリスニングしたり

発音の解説を聞かないと

なかなかに遠回りになるんじゃないかなあと。

 

 

ちくしょー!! 多読は万能じゃないのかよおお!!!

チャンチャカチャンチャン~♪

 

  

ライティングに関しては

前から多少はネットの交流サイトなどでちょくちょく書いているのですが

あまり成長している実感はなく。

 

元々中学、高校レベルの文章だったら

時間はかかるけど書けていたので。

 

多読以前よりは書きやすくなったなあとは思いますが

文章の質が上がったかは疑問です。

 

 

語彙は多読をはじめる前よりは増えたと感じてます。

 

ちょっと多読の希望が増えた(笑) 

 

最初はわからなかった単語も

同じジャンルの本を読んでいくことで

くりかえし出会いすぐに理解できるようになりました。

 

ミステリー系を読んでいると

捜査官、被害者、殺害された、殺人狂、傷……という

物騒な単語が蓄積されていきます。

 

多読の原則に

「わからない単語があったら読み飛ばす」

というのがありますが

 

自分の場合は

わからない単語があったときに読み飛ばさないで

巻末にある単語リストで意味を確認したから理解が深まりました。

 

全部の単語を確認していたわけではないですが

ある程度繰り返し遭遇しても意味を推測できない単語というのは

やはりあるんですね。

 

そういうのは調べた方がストーリーを理解できて

楽しめたかなあと思います。

 

もちろん、単語を元々知らなくても

文脈の中でなんとなく推測がきく単語というのもありますが。

 

 

……まあ、なんだかんだで多読はリーディング中心にしか

能力上げてくれないかなあ、と。

 

しょんぼりしていたのですが

意外なところで副産物があったので

そのお話もしたいと思います。

 

まだ多読先輩の快進撃は終わっちゃいなかった!!!

 

 

多読による効果かはっきりわからないのですが

以前よりも

日本語の文章の理解や要約能力が上がった

という感覚があります。

 

……どういうこと?

 

というのも

日本語の文章を読んでいるときに

 

「これは英語だったら『his~』とかあるけど

それが日本語だから省略してあるんだろうな」

 

「具体的に今の解説って何のこと指しているんだ?

英語だったらそこで「that」とかで明示してあるよね」

 

など

英語の視点で解釈することが多くなったんですね。

 

日本語の文章を要約するときも

 

「これが主語でこれはthat節以下だから省略していいな。

動詞……日本語だとこんなに後ろにくるからわかりづらいんだな。

ここは「in the~」で場所を指すから省略だな。

最初の主張の部分は、基本的に主語、動詞の部分で説明できるとこだけ持ってこよう。

具体例の説明の時にさっき省略した関係代名詞以下の文章持ってくるか」

 

という視点が入るようになったので

英語の多読をする以前よりも

明らかに要約はしやすくなったと感じます。

 

物事を批判的に見るクリティカルシンキング

論理的に解釈するロジカルシンキング

自分の中に形成されたような感覚です。

 

いまのところ物事ではなくて

日本語の文章に関して……という気はしますが。

 

なので

英語の多読をしていくと

英語、日本語(母語)の読解力も上がっていく

のではないかと。

 

 

やっぱり多読で上がるのはリーディング能力だったー!!!

 

それでもうれいいい!!!

 

いやあ、 塵も積もれば大和撫子

 

なんだかんだで自分の達成したかったことが

着実に積み重なっているので

やりはじめてよかったと思います。

 

できるなら

自分が中学・高校生だったときに出会いたかった。

 

 

「学生の頃にもっと英語勉強していれば今頃なあ……」

 

なんて思ったなら

いまがチャンス。

 

学生の頃やりたかったことは

いまもやりたい、できるようになりたいと思っているということ。

 

いまやらなかったらきっと

「はあ……あのときやっとけばなあ……」

と5年後、10年後に同じことを思うはず。

 

「英語ができるようになりたい」

という気持ちが少しでもあるなら

多読はやってみる価値はあると思います。

 

 

私もどこまで自分がたどりつくのか先が見えませんが。

 

次に目指すのは200万語。

4ヶ月で30万語だとすると

たどりつくのは来年の5、6月くらいでしょうか。

 

 では、また次回。