「なんか、もやもやして生きづらい……けど理由がわからなくて憂鬱」な人におすすめの本を10冊選んでみた

「なんか憂鬱」

「別に本気じゃないけど時々死にたい気分……」

「こんな自分がまともに生きていけるのか……」

「自分は世の中でできるタイプの人間だ! ……だが自分ほどにダメな要素を持っている人間なんていない」

「こんなに心の汚い人たちが多い社会で生きていける気がしない」

「もう出家しよう……でもそんな勇気ない」

「なんだかグレーな気分だ……」

 

 

昔の自分は

学校に通う以外は家に引きこもって

漫画・アニメ・ラノベ、ネットばかりの生活を送っていました。

 

学校でも家でもほとんどしゃべらない。

小学生の頃からなんだか憂鬱。

 

外に出るのが怖い。

 

誰かに、あの人に会って何か言われるんじゃないのか。

不安にとりつかれて家にこもる。

 

人と接するのが苦痛。

対人の中では常に不安がつきまとっている。

 

誰かの許可がないと怖くてできない。 

 

 

そんな自分がいまでは

普通のメンタルで人と話せるようになって

自分から友だちを遊びに誘うようになって

普通に外に出ることができて

なおかつ一人暮らしもしていて。

 

変わったもんだな、と思います。

 

 

「行動した結果、変化が起こるかはわからないけれど

変化した人は確実に行動している」

 

……とはいえ、闇雲に行動するよりは

「どうすれば良くなりやすいのか」

を知った上で行動に移していった方が良いんじゃないかなと。

 

そこで

「もやもやして生きづらくて、なんだか憂鬱……」

「そんな自分をどうにかしたい!」

って人向けにおすすめの10冊選んでみました!

 

<おすすめの本 10選>

 

  1. 『嫌われる勇気』
  2. 『幸せになる勇気』
  3. マインドセット「やればできる! 」の研究』
  4. 『BRAIN 一流の頭脳』
  5. 『脳にいい食事大全』
  6. 『なぜ、脳はそれを嫌がるのか』
  7. 『あなたの脳は変えられる』
  8. 『ゼロ秒思考』
  9. 『エッセンシャル思考』
  10. 『叱言以前』

 

1.『嫌われる勇気』

「ひきこもりの人はその行為によって目標を達成している」

「そんな馬鹿な!? 彼らは望んでひきこもっていない! 苦しんでいる!」

「いいえ、彼らは親の〇〇という目的を叶えているのです」

「っ……!?」

 

哲人と青年の対話形式で続く本。

 

「望んでいない状況にいて苦しい……!」

 

と思っていても

実は

「自分が一番望む状況にいる」

 

「変わりたい」

「変わりたくない」

 

両方自分が持っている気持ち。

 

「変わること」

よりも

「変わらない」

ことの方が

自分の中の比重が大きかっただけ。

 

 

自分が思う自分の気持ちに

別の角度から光を与えてくれる一冊。

 

 

著:岸見 一郎/古賀 史健

出版社:ダイヤモンド社

 

2.『幸せになる勇気』

「ふっふっふ」

「な、なにがおかしい!?」

「あなたは『〇〇の分離』ができていないようだ」

「『〇〇の分離』……!?」

「子どものために、あれこれアドバイスをする。

一件、子ども思いの親切な親に見えますね……」

「そ、そうだ、私は子どものために……っ」

「それは相手の〇〇に介入するということだ。

つまりあなたは自分の子どもを――できていないんですよ」

「っ……!?」

 

 

「なんでもかんでも周りの人のことを背負ってしまう」

「人の気持ちが気になってしまう」

「つい周りの人を心配してあくせくしてしまう」

「私はこんなにまわりのために行動しているのに……っ!」

 

その根底にある気持ちは一体なんなのでしょう。

 

 

※諸々の台詞は捏造です☆

 

著:岸見 一郎/古賀 史健

出版社:ダイヤモンド社

 

3.『マインドセット「やればできる! 」の研究』

「失敗したらおしまいだよ、なるべく失敗しないようにしないと……」 

「本気で挑戦して失敗したらすごいださいじゃん……」

「うわあ、あんなに必死になってダサ……カッコワルー」

「結果が出なかったら意味ないじゃん」

「……できる人ってのはもともと違うんだよ」

「努力したってさあ……みんなが成功するわけじゃないでしょ?」

「無理だよ……できるわけないよ……」

「挑戦しなかったら惨めな自分を見なくてすむじゃん!!!」

「自分なんかがやったってどうせ……」

「ほら! やっぱり失敗した! ダメだ! もうおしまいだ!」

「……いや、だってほら、あのとき本気出してなかったし……?」

「だってさ、親がああ言ったから、だから私は……」

 

 

……本当にそう?

 

 

「失敗したらおしまい」

「失敗しても大丈夫」

 

「できるやつは生まれ持った能力や環境、親が違う」

「生まれ持った能力や環境、親が違っていても、あとから自分を変えられる」

 

「親、友達、あの人に言われた言葉のせいで自分は傷ついてやる気を失ったんだ」

「あのとき言われた言葉には傷ついたけど、それでもやりたい自分がいる」

 

「変われない」

「変われる」

 

どっちを信じたい?

 

 

著:キャロル・S・ドゥエック
出版社: 草思社

 

4.『BRAIN 一流の頭脳』

「運動をすれば性格が変わって人生が変わる、変わるぜ!」

「なんでか集中力が続く、できる、できるぞ!」

「あんなに本を読むのが苦痛だったのに、読める、読めるぞ! フハハハハッ」

「何回読んでも意味が理解できなかったのに、わかる、わかるぞ!」

「あんなに覚えが悪かったのに、覚えている、覚えているぞ!」

「あんなに憂鬱だったのに、気分が良い! 良いぞ! ヒャッハアァアア!」

 

「あ、あれ……なんだか

人から頼られるようになった……?」 

 

 

「……なんで運動が良いんだ?」

 

「ど、どれくらい運動すれば良いのか

聞いてやらなくもないぜ……?」

 

な方はぜひご一読を……。

 

 

著:アンダース・ハンセン

出版社: サンマーク出版

 

5.『脳にいい食事大全』

急に気分が落ち込んだり。

頭がうまく働かなかったり。

毎日がずっと憂鬱だったり。

感情がコントロールできなくて爆発させたり。

 

……じつは毎日食べていたアレが原因だったのかも?

 

 

著:ミシェル・ショーフロ・クック

出版社:ダイヤモンド

 

6.『なぜ、脳はそれを嫌がるのか』

「なんで俺はこんなにダメなんだよー!!!」

「やろうと思っても行動できない!」

「三日坊主どころか二日で終わるぜ!」

「やろうとは思っているんだよ!」

「明日やろうは馬鹿野郎って知ってんだよ!」

「宿題を早く終わらせて夏休みに勉強しまくって俺は変わるんだ!」

「っ……そうだよ! もうゲームしまくって宿題は最終日間近にやったよ!!」

「俺は変わる! 変わる! ……ちきしょおおおうっ!」

 

「……ああ、みんなにかっこいい……できるやつだって思われてぇ……」

 

 

いままでなんで挫折し続けていたのか。

どうして変わろうと思っても変われなかったのか。

 

自分が怠け者だから?

 

 

……じつは脳の性質に答えがあったのかも。

 

 

著:菅原道仁

出版社: サンマーク出版

 

7.『あなたの脳は変えられる』

「も~う、彼のことが頭から離れないよ……。

勉強に集中しなくちゃいけないのに」

 

「好き好き好き好き! 私を好きになって興味持ってよ!

……もうあなたに興味ないや、冷めた」

「ああ、好き好き好き好き! 今度こそ本当に私を理解してくれる人!」

 

「甘いもの食べるのやめるって決めたんだ!

……ああっ! いつのまにか食べていた……なんで私ってこうなの!!」

 

「ちょっとネットで調べもの……って。

ああ! ようつべを見てたらもうこんな時間!!!」

「もっとおもしろい動画ないかな、もっとおもしろい動画ないかな……」

「ないないないない……これも見た、これもこれも」

「つまらないつまらない、もっとおもしろいものは……?」

「早くもっとおもしろい動画投稿しろよ!!!」

 

「やった! こんなに『いいね!』がついた……!」

「どうして今回の投稿はみんな反応してくれないの!!?」

「早く『いいね!』がつかないかな……早く早く、誰か反応して……」

「どうして……? 今回の投稿の内容、良くなかったから……?」

「前回反応がよかった投稿はこれだから……」

「やった! この話題が反応良いんだ!」

「もっと『いいね!』をつけて」

「『いいね!』がないと不安……」

 

「みんな俺のことを笑ってるんじゃないのか……?」

「あの人と目が合った……気持ち悪いやつって思われていたのかな……」

「あああっ失敗した! ダメな奴だってどうせみんな俺のこと馬鹿にしてんだろ!」

 

「なんであのときあんなことしちゃったんだろう……」

「なんであの人あんなにひどいことしてきたの……ひどいひどい」

「うわあ……嫌なもの見ちゃったなあ……頭から離れない」

「どうして自分ってこんなにダメなんだろう」

「ああ、考えないようにしないと……」

「ああ、どうしてあの人はさあ……」

「どうしてあのときあんなことが……」

「私ってやつはさあ……」

 

 

……じつは脳の性質が原因だっただけかもね!

 

 

著:ジャドソン・ブルワー

出版社:ダイヤモンド社

 

8.『ゼロ秒思考』

「もっと頭良くなりてえ……」

「できるやつになりてえ……」

「みんなからカッコいい、ステキ! って思われてえ……」

「こんな見た目の自分でも頭がよくなればみんな注目してくれるかな……」

「俺のこと、馬鹿にしたあいつらのこと見返してやる!」

  

紙とペンを使って

一日10分、あることをすれば

誰でも頭がよくなるぜ!

 

 

著:赤羽 雄二

出版社:ダイヤモンド社

 

9.『エッセンシャル思考』

「自分を変えたい! 人生を変えたい!」

「そのためにはアレをしてコレをして、アレもコレもアレも!」

「ああっ……結局、中途半端……続かない……」

 

 

さあ、選べ……お前の運命を……。

選択肢は……。

 

「真実はっ! いつもひとっ(ry」

 

 

著:グレッグ マキューン

出版社: かんき出版

 

10.『叱言以前』

「誰も……親も、兄弟も、友達も……自分のことをわかってくれない」

「誰かにわかってほしい……」

「誰か、誰か……」

 

子どもの心の本質。

人間の理の本質を書き表した本。

 

学生時代に何度も繰り返し読んでいた本。

 

「親も理解してくれない」

自分をわかってくれた。

 

「誰もいなくてもこの人はわかってくれるんだ」

読んでは泣いていた一冊。

 

 

一般の書店では売っていないので

基本的に出版社のホームページで注文か

古書をネットで買うかの形になるかと。

 

日本の整体の源流をつくった方が著者で少し古い本なので

漢字の字体が古かったり

整体の知識がないとわからない部分もありますが。

 

あまりあっての名著。

(個人的)

 

 

著:野口晴哉

出版社: 全生社

 

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どれも2,000円あれば買える1冊です。

 

あなたは2,000円を惜しんで

いままでと同じ、なんとなく憂鬱な自分を抱えた生活を送りますか?

 

それとも

2,000円を投資して今後の幸せを獲得しますか?