ファンシーラットが脱走しました……
最初はかなり怯えていたファンシーラットくんもそろそろ馴れてきてくれたなーとホクホクしていた頃に事件は発生。
(今年の5月26日にお迎えしたので早一ヵ月)
それは今朝のこと。
いつも通りにエサを与えようとエサ袋に手を突っ込みました。
いつもは音に反応して巣床にしているタオルが揺れるのですが、そのときは違った。
なんか変だなー、と思いつつ器にエサを入れる。
このときもいつもだったら器とエサがぶつかる音に反応して何かしらの動きがあるのですが、それもなし。
なんだかおかしいな……とタオルをめくってみたところ……。
あれ、いない!!!
慌てて普段隠れているトイレの裏も確認してみるもいない。
脱走された。
気づいたのはそのときでした。
プラスチックの衣装ケースの上にバーベキュー用の金網をのせて自作したハウスだったのですが、どうやら金網を持ち上げられて逃げられた模様。
まだ生後2ヶ月ほどで小さかったので持ち上げられないと思い重しをしていなかったのですが、どうやらそれが今回の事件の大きな原因の一つ。
脱走推定時刻は昨晩の夜20時頃から今日の朝7時頃。
部屋は完全に締めきっていたので、密室状態。
やつは……やつはこの部屋の中に潜んでいる。
ということで床に置いてある物をなるだけ上に置いて探しやすくして捜査開始。
(ついでにペット用品を整理してカーテンの裏に置いたら部屋が綺麗になりましたとさ)
ネズミ(というかラット?)が隠れたがりそうな棚の裏などをのぞいて見たり、ちょっとした隙間をのぞいてみたりしましたが、見つけられず。
たまたま今日はバイトが休みの日だったので、とりあえず部屋で落ち着く。
ネットで何か良い知恵は得られないかと検索してみたところ、ハムスターが脱走した際の対処法が載っているサイトを発見。
その中におもしろそうな方法があったので、それを実行してみました。
- アルミホイルの中にエサを入れる(音で人間がペットの存在に気づきやすい)
- エサの周辺に小麦粉を撒く(ペットの足跡を追跡して居場所を特定できる)
1と2を合体させて、アルミホイルの中にペレットを置き、その周りに小麦粉を撒いておきました。
あと、もしかしたらハウスに戻ってそのまま落ち着いてくれるかも……という期待を込めてハウス内のエサ入れにもペレットを少し入れておきました。
ちょいと家電製品の下見の予定があったのでそのまま出かける(同じ部屋に人間がいないと対処法1のアルミホイルのエサ入れ意味ないんですけどね……ということに気づいたのは……)。
そして14時頃に帰宅。
部屋の中を見てみると……。
アルミホイルが移動していた!!
ということは確実に彼はこの部屋の中でいまも生きている!!
とりあえず生存が確認できたので一安心。
ハウス内のエサもすっかり空になっていました。
アルミホイル内に撒いた小麦粉の効果はあっただろうか……としゃがんで見てみると。
だめだ! 一歩だけしか小麦粉の足跡が残っていない!!
追跡できない! 足跡が小さくて可愛い!!
追跡調査は失敗。
なんでかペレットは小麦粉まみれになっており、それだけ現場に残されていました。
なんでですかね。小麦粉風味はお嫌いだった?
「ペロッ……! これは青酸カッ……小麦粉っ……だと」
焦っても仕方がないので、とりあえずもう一度ハウス内にペレットを少し置いて、自分も同じ部屋の中でパソコンをいじりました。
と泰然自若とかまえていたところ、斜め後ろからカリカリと物音が。
まさか、と思い忍び足で近寄り、クローゼットの裏の隙間をのぞいて見たところ。
いたー!!
目と目が合って、お互い一瞬フリーズする。
どうしよう、このまま手を伸ばして捕まえてみるか!?
と思ってそれを実行していれば良かったといまなら思います……。
いままで撫でるくらいしか接触したことがなかったので、手で掴んだら怯えさせてしまうかも、と思いハウス内に置いていた巣床用のタオルと虫かごを手にし戻ったところ。
やつは姿を消していた……。
食べカスとフンだけを残して。
そのあと隙間をのぞいてみるも見つからなかったので、ここは一旦部屋を無人にすることに。
あまり人間の気配をずっとさせ続けるのもよくないと思い。
そして別部屋で本を読んだりネットをいじったりして時間をつぶす。
ネットで調べてみたところ、バケツとペットボトルをつかったネズミ用の罠があるみたいですね。
さっそく作ってみようと思ったのですが、バケツに代用できそうなものがない。
部屋の中にあるごみ箱が形的にちょうどよさそうでしたが、いかんせん高さが足りなそうな気が。
ラットは意外と跳躍力があるので、逃げられるかもしれない。
ラットは頭が良いので、下手に作ってそこから脱走されたら、より深いので作り直しても二度かかってくれないやもしれないし。
と思い、他にも何か良い捕獲作戦はないかと考え中です。
そして夜になり部屋に戻ってみたところ、エサ箱は空になっておりました。
やっぱりそのままハウスの中に大人しく待機はしてくれないよね……。
ということで諸々のことは後日考えたいと思います。
(これを執筆している現在部屋の中でペレットを動かしているような音がするので、そこに彼はいると思われます。だが先ほどちらりとのぞいてみたが姿を発見できず)
To be continue......