【アウトロー採用に参加してみた】最後のまとめ、感想やら気づきやら
今回はアウトロー採用のすべてのセッションに通しで参加してみてどうだったか、ということについて。
「(……もう帰ろっかな)」
と合宿初日の夜に思っていた人間でしたが。
「企業セッションには絶対出た方が良いよ」
「アウトロー採用に通しで参加した場合、得るものが絶対に違うよ」
これはシークレットな方やOBの方に言われた言葉。
「実はもう帰ろうかなと思ってるんスよね……」
「企業セッションだけで良いならワークショップ出るのやめようかな、と思っているんスが……」
とぼやいていた私に対しての回答。
こうやって文字化して振り返ってみると本気でやる気ないヤツやな。
本当かな? 本当に得るものあるのかなー?
と半信半疑ながらもその先の答えが知りたくてずっと参加していました。
結果として。
参加して良かったな、と。
「アウトロー採用に通しで参加した場合、得るものが絶対に違うよ」
この言葉の自分なりの回答にたどりつくことができました。
本当に通しでアウトロー採用の各フローに出たときに得るものは違った、と。
なので本当に満足です。
もちろん、合宿のみ、ワークショップのみ、企業セッションのみなど、単独で出ても得るものを感じる人は感じると思います。
ただ私は通しで受けると相乗効果があったかな、と。
「企業セッションには絶対出た方が良いよ」という言葉に関しては、あまり腑に落ちませんでした(笑)
自分の場合、ワークショップを抜かして企業セッションだけに出ていたらたぶん今回参加してよかったという気持ちにはならなかったと思うので。
参加している途中は「本当に出て良かったと思えるのかな……?」なんて半信半疑でした。
「(主催者の人がくれる情報も8割くらい知っていることばっかりだから、その状態の自分が参加しつづけて得るものあるかな……)」
と若干不満のようなもやもやを抱いていましたから。
でもその不満の原因というのは、受け身の状態で与えられた課題を与えられたままにこなし続けていたからだったかな、と。
けれど、アウトロー採用のフローとは直接関係のないことに関して自分で「やろう」と判断して動いた結果、色々気づきを得ることができました。
ただそれが企業セッションの前だったため、企業セッションの時点では若干燃え尽きた感じにはなっていました(笑)
企業セッション前に「なるほど……」という気づきを得てしまったので。
アウトロー採用に参加したこと自体が良かった、というよりは、自分の中にあった「本当か? 本当なのか?」というもやもやとした疑問が解けてアハ体験をすることができて良かったな、というのが正直な感想かもしれません。
ただ、「こういうビジネスのやり方があるのか」というのを自分の気づきをもって知れたのが本当に良かったと思います。
最初に思っていた「これってこんなビジネスモデル?」という推測とは違ったビジネス形態だったので。
この仕組みつくった人すごいわ、おもしろいわ、と思いました。
これは本当に実際に参加して体感してみないとわからないな、と。
参加したからといって気づきがあるかもわからないし、参加者によって気づきの内容も違うだろうし……というなんとも説明しがたいもの。
アウトロー採用で用意された時間と空間という素材を使ってどんなアート作品をつくるか、というのは本当に参加者自体に委ねられているな、と。
気づかない間に透明な爆弾を与えられていて、起爆スイッチは自分の手に握られていて、でも押したからといって爆発に気づく人もいるし気づかない人もいる。そんな感じ。
……爆弾を例えに出すと物騒やな。
もう少し優しい例えを出すなら、種を播かれたのかな、と。
水を与えるのは自分で、茎を伸ばすかどうかも、花を咲かせるかも自分に委ねられているな、と。
主催者の人が「これは就活採用ビジネスだ」と一応の定義づけをして、社会的にもそういう形で認可・認識されていて、参加者も「これは就活採用ビジネスだ」と認識しているから「就活採用ビジネス」というフィクションが成り立っているにすぎないな、と。
その思い込みの枠を外してみたらまたおもしろいものが見れるのかもしれない。
そんな感じ。
本気で就活するつもりがなくても、少しでも興味を持ったらとりあえず参加してみるのもおもしろいかも……?
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(数か月後に気づいたこと↓)